37 こないだのゆるめるモ!のSHOWROOMに関してなにがここまで納得いかないのかという話

びっくりするくらい文章がゴミみたいだ。情緒不安定です。まとまりがありません。大変お手数をおかけしますが、心の骨を抜いて軟体動物の気持ちで読み進めて頂きたいと思います。


先日のSHOWROOMは本当に不愉快でした。(上に貼ったやつです)
O-EAST、仙台ニューニューという素晴らしい一連のライブを観て推しモチベが完全に安定したと思った矢先、この放送での発言一つでそのモチベが三途の川の水の温度を測れる場所まで運ばれました。河原の石の模様だって模写できます。※この記事書き終えたあと力尽きて他界


28:30あたりからの発言なのですが、
「物足りなさを狙った」
とか
「ライブだけじゃ物足りないと思ってもらえたら大成功」
って言ってるあたりなんですけど。

そもそもアイドルのワンマンの意義について自分なりの考えを書きますね。てかたぶんメンバー的にはアイドルよりバンドみたいに見られたいとか思ってるかもしれないのでどっちにしろ「普段対バンライブをしてる人たちがやるワンマンの意義」について書きますね。


シンプルな話、

「ライブいいなあ。好きだなあ。5,6曲じゃ物足りないなあ…」

「たっぷり観たいからワンマン行こう!」

だと思うんですよね。
その人達だけを観たくて行くんだから、徹底的にその人達の音楽を楽しみたくてワンマン行くってことですよね。


糞フリーターですが一応経営学科卒なので客商売の話をします。

経営学の超基本的な話で(さんすうで言うところの「1たす1は2」と同レベルの基本)、「顧客は商品を買うのではなく商品を買うことによって得られる満足を買っている」という定説があるんですね。

実際そうだと思います。
なにか食べたいとき、美味しそうだと思ったものを買います。
なにか読みたいとき、面白そうだと思ったものを買います。

ほんとそれだけの話なんですけど、ここで最初の話に戻りますね。

  • 「物足りなさを狙った」
  • 「ライブだけじゃ物足りないと思ってもらえたら大成功」

「物足りなく感じてもらう」ことを目的としたと。ほう。


過去のワンマンライブはだいたい前売券で4,000円~4,500円ほど。今回も4,500円。
セットリストに関しては、2016年7月の新木場公演までのワンマンは1公演25曲超えが当たり前のボリュームあるライブが特徴でした。
多彩かつクオリティの高い楽曲を多数聴けることがゆるめるモ!のワンマンの醍醐味のひとつだったと思います。


4人になってからのセットリストはメンバーが考えているそうです。
昨年のリキッドルームでは22曲ほどと若干減り、先日の東名阪ツアーではなんとアンコール含めて15曲という、一番多いときの半分ほどの曲数しか演奏されませんでした。物足りなかったという声も多く聞かれたものの、ライブ自体のクオリティは高かったと思います。
一番上に載せた先日のSHOWROOM放送ではそのセットリストについての解説のくだりがあり、その中で今回の発言があったわけです。


ゆるめるモ!だけを観て満足しようと思い5,000円近いチケットを買って来たお客さんを満足させないことを目的としたライブだったんだ。と。
そう解釈してしまうことは意地悪でしょうか?自分は聞いていて自然とこう捉えました。


「伝えたいことを絞った結果スマートなメニューになった」とかってのは言いたいことはわかるんですよ。ただもうこの発言なんですよね。「物足りなさを感じてもらう」っていう。

曲数の少ない対バンライブを観て「もっと観たい聴きたい」というファンのために行われるのがワンマンなのではないのでしょうか?
ライブだけじゃ物足りないって感じさせたいって、じゃあとなにがあるんですかね?
オフ会イベントの集客に力入れるための計らいなのでしょうか。最近ただでさえライブが少なく、オフ会イベントなんかもっと少ないですが。
あるいは普段のイベントの動員に力入れたいんでしょうか?そっちのほうが曲数少ないのに?そんなこなぁないわな。


「ワンマンライブに行く」っていうのはファン活動の最高到達点だと思うんですよ。
好きなメンバーと会って話してチェキ撮って、ゆるめるモ!だけのライブをたっぷり楽しみに行くわけじゃないですか。それ以上のことってないじゃないですか。だから1,000人以上も集まるんじゃないですか。
ゆるめるモ!で身も心もいっぱいに満たしたいから行くんじゃないですか。ワンマンライブに。


そこで満足させる気がないと公言してしまうなら、そもそもファンを満足させる気がないってことなんですよ。


無銭ならいいんですよ。物足りなかったなあ、お金払ってもっと観れるなら観たい!って思わせたらそれは大成功だと思います。てか無銭でやることですよね?これ。
今回のツアー、前売4,500円/当日5,000円の有料ライブなんですよ。今までならこの額でめいっぱい楽しめたんです。あれもこれもって様々な楽曲をやりながら、ただ雑多なだけではない大きな芯の通った素晴らしいライブを魅せてくれていたんです。


「物足りなさを感じさせて他のイベントにも来てほしい」とか言うなら高い金払わせてワンマンなんかやるんじゃねえよ、って言いたいんです。
社会人なんかはいいとしても、中高生くらいのファンも少なくないと思います。中高生にとって5,000円って重いですよ。例えば自分の場合は高校のころバイトできなかったのでお小遣い制でしたが、当時の自分にとって5,000円というのは2ヶ月分の給料に相当します。



なんのためのワンマンなんですかね。
普段の対バンライブで興味持ってもらって、ワンマンでたっぷり聴かせてこそ真髄が伝わるってもんだと思うんですが違うんでしょうか。
ワンマンのその先で見せたいものってなんなんでしょうか。自分たちだけのフィールドで不完全燃焼させておいてまで見せたいものって、なんなんでしょう。なんかあるんですかね。わかんないです。



ゆるめるモ!はいっつも良いライブ魅せてくれるから、安くないお金払ってでも観に行ってたんですけどね。なんだかお金払って観ることに抵抗感じてきてしまいました。満足させる気ないなんて言われてしまったらね。


なにも言わないでくれれば勝手に捉えて勝手に楽しめてたのに。好きだからなんでも前向きに捉えて悪いところは運営のせいにしていくらでも楽しんでいられたのに。

なにが悪いってこれがメンバーの意志だというのが明確なことなんです。
メンバーの意志であることがわからなければ運営叩けば済む話なんですよ。
オタクは推しが好きだから推しのことは叩きたくないんですよ。なにも知らなきゃ運営がやってるって普通は思うから運営が捌け口になるじゃないですか。そういう役割を担って下さってるところがあるじゃないですか運営の方々って。

でも今回はメンバーの意志でやってることで、その意図もメンバーの口から説明されたんですよ。
推しを叩きたいオタクなんかいないんですよ。好きな人を批判したい人なんかいないんですよ。別にガチ恋とかじゃないけどさ、それをしてることが本当につらいんですよ。地獄みたい。


自分も発言には気をつけようと思いました。