61 インフルエンザでもみあげが大変だった

ここ何年かのインフル、熱がそんなに高くならないと聞いたのでそれ以外の症状で判断するようにしてます。

風邪っぽいとかなかなか熱が下がらないとかお腹下してるとか頭痛いとかありますが、一番の決め手は「どこをどう使ったらそんなとこ痛くなるんだよ」という部分の筋肉の痛みが続くことです。
だいたい病院行くと「熱そんなにないしなぁ」とインフル検査別によくね?みたいな雰囲気を先生醸し出されるんですが、この自己基準を信じてうるせぇ検査しやがれくださいとお願い申し上げるとだいたいヒットするのです。今年もインフルになりました。おそらく2日か大晦日あたりからです。

インフルは大変ですよ。一番しんどいときは悪夢を見ます。寝てるのか起きてるのかわからないやつ。
今回は喘息と併発していたこともあり、呼吸が浅いので夜中ベッドで三枚重ねの布団にくるまりながらしかし寒気に震えながら息吸ってうめき声吐くみたいなことをしていたわけです。で、そのたびになんか身体が横に細く千切れてく感覚があるんですね。おぞましいですよ~。
で、しかもなんか作業みたいなんです。進捗がある。終盤に向かうにつれて、だんだん千切れる感じのものがなくなってフラットになってゆく。終わってみれば皮剥きのような。どうやらこれは体温が上がって楽になるまでの進捗だったようです。でもほんとあれは寝てたんだろうけど寝た気がしませんでしたね。

アトピー性皮膚炎がありまして肌が弱いのです。しかも野郎なのでヒゲ剃りを日々欠かすことができません。しかし、ヒゲというのはある程度伸ばして剃ったほうが肌へのダメージは少ないのです。これはとても大事なことなのです。ゆえに家から一歩も出ない日は髭を剃らないでおくことにしています。病気療養中ならなおさらに。
今回は過去最長、5日間伸ばしました。初めてゴリラに遺伝子の繋がりを感じました。ウホりみがありましたよね、やはり。

で、剃ったんですついに。おかげさまで剃り跡はしっかりツルツルです。とっても気分がよござんす。
ただひとつ問題があって、ヒゲが伸びまくったことで元のもみあげの位置がよくわからないという事態に陥りまして……
よく見たら残ったもみあげに斜めの切れ込みが見えるんですよ。あれ?元位置ここじゃね?的な。確かにいま残ってるもみあげ死ぬほど変だぞって思ったし、つけもみあげ貼り付けてるみたいで。
で、おそるおそる、剃刀の幅と耳に気をつけながらがんばって切れ込み的ラインから剃り落としました。人間利き目ってのがあるそうで、右のもみあげはわりとよく見て剃れましたが、左のもみあげは不思議と左目がまったく視認しなくて大変でした。ちなみに利き目はトイレットペーパーの芯を覗いてみるとわかるんですが、そのとき無意識に使ってるほうの目だそうです。


ほんとにねえ、大変だった。インフル。もみあげの調整が。あと一応寒気とか食欲不振とかも。
タミフル飲んで寝るのが一番回復早いんですけど、もみあげだけはタミフル効きませんからね。リレンザもダメです。普段からもみあげのラインはちゃんと覚えておこうと思いました。