81 とりとめもなく雑文というか吐き出すモ

3人のライブを観たって実感は沸かないと思う。
「今日は休みなんだな」って思ってしまうはず。
でもあのちゃんが休みの3人ライブは「戻ってくる前提」だけど、これからの3人は、「このまま頑張らなきゃいけない3人」だ。

 

これまでの4人は、同じ顔ぶれで2015年の夏の間にも4人体制として活動していた。もねちゃんとちーちゃんが活動休止をしたためだ。メンバーもオタクも「2人が帰る場所を守ろう」という意識が強かったと思う。
でも2016年の7月以降、「もう2人が戻ることのない、4人体制」になった。

 

2015年夏と2016年7月以降では、顔ぶれは同じでも全く違うグループという感覚だった。
おそらくこれからのゆるめるモ!現場で味わう感覚はこれに恐ろしく近いものではないかと思っている。

 

直後のインタビューは放心状態そのものだった。
それ以降、4人でのスタイルを模索する新たなフェーズに突入することになる。
この3年間で試行錯誤を繰り返しながら、なんとかして4人でのスタイルを作り上げてくれた。ここ1年くらい、本当に良いライブばかりする。

 

しかしその道程には、度重なる路線変更に戸惑う往年のファンたちの姿もあった。メディア露出は徐々に増え、新規獲得にも成功していたが、ファン層には埋めがたい溝が生まれていた。
フロアにどれだけ新顔が増えても、そのぶんだけ減っていく顔があった。自分もわりとその1人なのかもしれないけれど。

 

コールまとめだなんだとやり出したのは、その溝を埋めて、欲を言えばかつてのファン層も取り戻し、今まで以上のステージに立ってもらいたいという気持ちがあった。
東阪Zeppはどちらもソールドしなかったとはいえ、東京以外のZeppでもある程度埋まったのをひとつの成果と取るべきか否か。東京のZeppでさえ1度もソールドさせられていないグループだが。関西はとても熱い。

 

一方で、こちらのモチベーションを後目に素っ頓狂でポンコツなことばかりやらかす運営の手際の悪さに、自分がなんとかしてやろうとしたことが結構な勢いで空回りしてる感は否めなかった。モチベを上げようとしてもメンバーのモチベが低いのが手に取るようにわかって萎えたりもした。
もっとも自分のやっていることは熱量こそ否定しないが独善的極まりないものだったりする。それでも声を上げて喜んでくれる人のため、と思ってやっている部分があるのは確かだが。

 

最後の日、あのちゃんが引用したスキヤキの歌詞が、結局すべてだったのではないか。言われて気付いたがなるほどそうか、という感じ。ある意味では求めていたものは同じなのかもしれない。
そしてたぶん自分自身、天井がすぐそこまで見えている現状を見て見ないふりしてきたのかもしれない。

 

こういう結果にはなったけど、ぴゅーぴるモ!の企画に踏み切った運営の英断については賞賛したい部分がある。それまで大きく変える勇気を示してこなかったのが、ついに重い腰を上げたという印象を受けた。前に進むために起こす行動なら推して見守るしかない。行動する者達に水を差す野暮な人間ではいけないと思う。

信じるのを辞められないのが吉と出るのか凶にもならない結果に終わるのか。自分にはわからない。

 

たとえ推しが辞めても現場には行くと思う。ゆるめるモ!という旗印を信じてここまで来ているのだから。

やめてほしいとは毛ほども思わないけどね。やめたところでしふぉん主義なのは変わらんけどさ。

 

失ってはじめて気付くような莫迦はもうこれっきりにしてほしい。アソブロック各位。
言いようのない、由来の知れない涙が沸き出すのを感じている。正直言うと今回の件ではずっと涙を堪えてる。あのっ子の話を聞くたびに胸が詰まって言葉を失っていく。

泣くのは自分じゃないと言い聞かせて。