28 アイドル楽曲大賞2016俺版

去年ほど聴いてない気もしましたが思い出したらわりとありました。


◼mug/少女閣下のインターナショナル
暴風。吟味してる暇などありません。跡に残る
のはぶわっとした感覚だけ。あるいはそこからさらに何にもなくされてしまうのかもしれません。そもそもシングル表題曲が「乙女みたいな季節」なんだもんこのグループ最高におかしいよね。

◼Kitty's murmur/とみにか共和国
アイドルよりトラックメイカー・ミュージシャンとして捉えるほうが自分の中では自然。
BABY MARINE BLUEとかGTKBとかピンキーリングも好きだけどこの曲に落ち着きました。アルバムの最後に入ってるんだけど、この曲が終わらず永遠に続けばいいのにって思う。

◼sgrks/病ンドル
これなんかはライブでの印象が強くて、イントロからすげーカッコいい。
リリース前のライブで一緒にやってたカバー「MONSTERS」(BiSH)と共に病みつつもカッコいい人達だなって思って観てました。

◼とばっちり塵ボーイ/絵恋
才能の塊こと絵恋ちゃん本人による作詞作曲。
跳ねたリフからメロディーの運び、シンプルな構成までやたらとツボにハマる曲でした。初披露ライブを観てたけどそのときから好きな曲。
世代的なハマり感があるんだけどそこは突っ込んじゃいけないところかな?

◼WALCALLOID/里咲りさ
シンガーソングライターのシングル表題曲としてまさかこんなトラックの曲がディスクの最初に置かれてるとは!っていう先入観から来る衝撃もさることながら、ハナモゲラまでそのまま作品化している自由さがまた気楽な感じの気持ち良い空気感を増幅している。
お洒落だな~!代官山のカフェはこの曲を流せ。

◼剣道少女/ノンシュガー
平均年齢が若すぎるグループには興味を示さないのですが、ライブを観る機会があり面白いなと思ったので。
こってこてのパステルカラーロリメイド風衣装なのに曲はモロに和風でストイックな剣道ソング。衣装は衣装でその方向に突き抜けてるし、曲は曲で衣装に寄せる気配もないという、どちらにも振り切ってる感じが気持ち良いですね。ギャップを埋めようとすらしてないこの感じ!

◼beautifulさ/BiSH
エモい曲多々ありますが、特に泣けてくるのがこの曲。歌ってることは至ってシンプルですが、言葉選びのマインドがBiSHならでは。これがまた深く効いてくる。
音域狭めで口ずさみやすい曲でこういう歌詞なのがとても良いです。

◼ぼっちコネクト終/ぜんぶ君のせいだ。
なんやかんやありましたが、、シングルのクオリティがとても高いなと思いました。病み方面にエモ度が高い「無題合唱」と迷いましたが、この曲に。
可愛さだけでなく、随所のコーラスが胸を突き動かしますね。でんぱの好きなところってこんな感じだったなあと思いつつ、それをよりあざとくやってる感じ。あざといのは好きです。

◼ギザギザフリーダム/ゆるめるモ!
前のめりな推進力のある曲。こういうの好きです。コーラスパートから畳み掛ける終盤も、4人以上のもっと巨大な存在としての勢いとかエンジン感とかあるように思います。
メンバーも演奏に参加しているものの、どこからどこまでかはよくわかりません。

ちちんぷいぷい♪/妄想キャリブレーション
メジャーデビューしてから衣装の雰囲気変わりすぎて戸惑った人は少なくないはず。しかしそんな衣装もライブで曲を伴えばバシッとハマっている。が、それはそれでどうなん……と思いきやサビまで辿り着けばしっかり妄キャリ印な吸引力。
元々EDMとかけ離れた音楽性ではなかったので程よく引き離したところで作ったな、と思います。良い曲です。