75 自殺の止め方はわからない

やってみてわかったけど少なくとも誰かが自殺しようとしてるとき、止めることはめちゃくちゃ難しいのだとわかった。よくわかった。

当たり前のように連絡がとりあえる時代。SNSをはじめLINE、メール、なんでもある。自分の状況を伝える手段には事欠かない。自殺しそうな人ってサインを残すものだと思う。最後の最後に気付いてほしいんだと思う。

なにに気付いてほしいのか、それはその人についてのことであればなんでもいい。死のうとしてることじゃなくたっていい。そうなるまで誰にも気付いてもらえなかった寂しさの蓄積というのがまずある。だから気付いてほしくてサインを残す。

気付いてもらってどうするのかは知らない。それで満たされて本当に悔いがなくなる人もいるかもしれないし、本当は未遂で終わりたいと心の片隅で願いながら首に縄をかける人だっていると思う。少なくとも最初から「死のう!」って思って生まれてきたり生きる人はいない。
生まれたての子供が笑うのは親や他の人間の警戒心を解くためだ。仕事で帰りが遅い父親ほど赤ちゃんが笑ってくれるのは、実のところまだ父親に対して安心できていないからだという。だから出生即生存本能発動、みたいな感じ。死ぬ気ゼロにもほどがあるのが人間本来のスタイルである。

でも人間は自殺することがある。ざっくり調べたら、アフガニスタンの内戦による年間死者数と日本の年間自殺者数はほぼ同じだった。普通に殺し合いである。なんなら精神的に追い詰めて自死させるなんて悪質極まりない。そしてこれをやる側はまったく意図していない。当たり前に生きてるだけで人を追い詰める人が少なからずいる。ヒトラーが今の日本を見たらきっと応用すると思う。

自殺する人間の心理は、完全に諦観に突入している。楽しみにしていたことだとか、家族や友達や職場に迷惑をかけるとか、そういうものが一切合切「あ、もう大丈夫です」となる。取り付く島もないとはまさにこのこと。心は枯れきって、未練すら入り込む余地はなくなっている。
他人に迷惑をかけることも厭わない。「ごめんね」で終わり。他人に迷惑をかけたところで死んだら関係ないし、それが気になるような人はなんだかんだで死ねないだろう。そんなのやり切れないからだ。身辺整理のタスクは半端じゃない。神経質の程度にもよるかもしれないが。

そうなってしまった人に対して、「生きて」とか「死なないで」とか言ってもおそらく効果はそんなにない。「ごめん、無理だわ笑」って、本当にそんなノリだ。自分の場合は。たぶんその人の抱える問題に関わる人類を皆殺しにでもしないと思いとどまってはくれないだろう。

ここまで書いて、知り合いに教えてもらったとある人のブログを読んだ。その人も同じようにドアノブで首を吊ろうとしたけど、結局怖くなり疲れてしまいやめたのだという。そこに綴られていた体の感覚はだいたい同じだった。しばらく首に感覚が残る。数日経っても、なんなら消えないのかもしれない。
その人は自分に対してあまりにストイックであるように見えた。それゆえの自己嫌悪が張り詰めて自殺に向かうパターンだろうかと思った。

自分はといえば、死なないでいられるように自分を甘やかすための努力をしていたりする。自殺しないために心掛けていることがいくつもある。だから自己嫌悪ベースでの自殺は自分はたぶん生涯しないでいられる。
こちらは外的要因に精神を追い詰められていた。逃げ道を塞がれ、数少ない心の拠り所をすべて奪い取られ、死んだほうがマシな生活を強要させられそうになっていた。なによりそれをしてきたのが一番身近な家族で、完全に心の逃げ場がなかった。袋小路で潰されている風船だ。

自殺は基本孤独に行われる。目の前にいる人が死のうとしてるのを止めないのは犯罪だし、そもそもそんな建前がなくたって他人は基本的に止めてくれる。だから独りでやる。自殺を止める方法があるとすれば、めちゃくちゃ早く異常に気付いて直接対面で止める。それしかない。遠くにいながら人を救うのはほぼ無理と言っていい。絶対無理でもないが、すごく難しい。

意識が飛びそうになった瞬間、その後の世界は完全に無だと悟った。寝ている間の意識がない状態、あのまま。だから残った世界のことをなにひとつ確認する術がない。会ったら迷いなく逝ってたはずだ。家族に返したLINEが未読のままだったのと、首に縄をかけたまま受けていた恋愛相談が気が気じゃないやつだったからやめられたのかもしれない。手元のことを一通りやり終えて、あとはもう部屋を出るだけ、ってくらい片付いてたらサクッと死んでいただろうなぁと思う。

とりあえずまだなにも問題は解決していないし、自殺モードのスイッチには手がかかったままだ。感覚は掴めたから次はもう失敗しない、確実にやれる。そんな状態。
死なないために今のところできることといえば、この自殺未遂をネタにしてフィクションに近づけてしまうことくらいだろうか。残り続ける絶対的な事実だけど。

74 tipToe. 5th ONEMAN「Pinky Promise」

tipToe. 5th ONEMAN
「Pinky Promise」
2019.2.17 at 梅田CLUB QUATTRO

SET LIST

1.The Curtain Rises
MC
2.秘密
3.クリームソーダのゆううつ
4.茜
MC
5.ナイトウォーク
6.blue moon.
❮Interlude I❯
8.ハートビート
9.僕たちは息をする
MC
10.特別じゃない私の物語
11.かすみ草の花束を
12.Cider Aquarium~❮Interlude II❯
13.星降る夜、君とダンスを(Remix)

En.夢日和


※公式掲載のセトリにアンコール追記と補完目的での便宜的な表記修正をしています。


本来の1曲目は「特別じゃない私の物語」だったそうです。大きいワンマンでは恒例になってましたね。
そこを今回メンバー発案で「The Curtain Rises」にしたとのこと。まさに''幕開け''なタイトルのこの曲でライブをスタートさせるのっていつかあるだろなとは思ってたんですが、この新鮮さは振り返れば今回のライブにぴったりでした。tipってこういう曲からはじめることあんまりない気がします。
これ本当に火柱とか出せないんですかね。大ハコでやって、ステージのバックとかに。tipが持つ熱量を塊にして具現化したような曲、めちゃくちゃ熱いです。

MCで自己紹介をすると、次のブロックは「秘密」からスタート。海ちゃんとゆゆちゃんが背中合わせで歌うところが椋本生誕と左右逆になってた気がするんですが、生誕でゆゆちゃんが笑っちゃってたように見えたのはそのへんの理由かな?
楽しさと胸キュンがこれでもかというくらい詰め込まれた「秘密」からの「クリームソーダのゆううつ」ってもう甘酸っぱさと切なさで胸が破裂しそうになりますよね。もはやギュンギュン来ますねこの流れは。「クリームソーダのゆううつ」はなんか久々に観た気がするんですが、イントロのゆらゆらする振付の海ちゃんのグルーヴがより洗練されててこのまま夕陽に溶けそうなくらい好きでした。

そんな夕陽の色を感じさせながらも、夕闇の訪れに胸が詰まりそうになる「茜」が続きます。前2曲からのこの流れは片想いジェットコースター下りっぱなしみたいで心臓破裂しますね。実際そんなストーリーではないかもしれないので「茜」の歌詞を早く読んでみたいところです。
会場の梅田クラブクアトロがとにかく音が良くて、オケと歌の音像がめちゃくちゃ綺麗だったんですね。そんな中で聴くつみちゃんのBメロは本当に凄まじかったです。生バンドのO-WESTが一番壮絶だったのですが、オケバックでもこれをぶちかませるのはさすがですね。
別のハコで聴いてるときはユニゾンをぶれさせてる感じがしてなかなか面白いなと思ってたんですが、今日の音で聴くとわりと綺麗に揃えていてまた印象が違いました。これなんだろうなー?ってところで感情的な歌を意識してるようにも思えたので、ディレクションがどうなっているのか興味深いところです。

MCを挟んでの「ナイトウォーク」。thirdShoes.衣装でやるのがやっぱり一番良いと思います。
毎度感じますけど、照明演出が秀逸ですよね。乱れた心を夜道を歩いて整理していくっていう(なんだか風情のない書き方になってしまった…)、そういう曲だと思うんですけど、ラストサビの主人公が前を向いて歩き出す、ってタイミングで照明がバーッて明るくなるんですね。そこでメンバーも全員ステージのツラに出てきて歌うっていう解放感とカタルシス。
それで最後の最後、「信号が青に変わるよ」の瞬間に''夜''の照明に戻るんです。でもそれまでの''夜''の表現とは違って、澄んだように美しい夜の帷に見えるんですよ。そしてこれ何百回も言ってるんですが、この瞬間、振り返って背を向ける刹那のつみちゃんの瞳に入るキャッチライトが本当に綺麗で、あれ毎回絶対に見逃さないようにしてるんですが、その光を伴って夜闇に踏み出していく姿がこの楽曲の世界観をパーフェクトに結んでいるんですよね。その時点で先に背を向けているメンバー達もそれぞれの''ナイトウォーク''をしてきた一人一人なんじゃないかな、って思うんです。彼女の歌であり、自分自身の歌であり、あなたの歌であるような。これ本当に名曲ですね。

続く「blue moon.」。冒頭のピアノソロに乗せた海ちゃんのバレエダンス、三つの照明が海ちゃんを追うようにステージを照らしていきます。EPのオープニングを飾る曲で、この部分だけで一気に空気が変わりますね。温度や湿度までハリッとしてくるようなパートで(なんだその擬音は)、海ちゃんの美しさを贅沢に堪能できる時間です。
「ナイトウォーク」の次にこれ、な場合は個人的にはあまり物語の連続性を感じないのですが、それぞれの曲に独立したドラマを表現できるパワーがあるので、2本立てのストーリーを観たような感覚です。言ったことなかった気がしますが、曲が進むにつれ変わっていくリズムパターンがすごく好きなんですよね。

曲が終わると、余韻を残したままメンバーが退場。ピアノインストと雑踏の音、シンプルな照明の変化で街の景色や時間の移ろいを感じさせます。けっこう長いので疲れてたりすると眠くなりがちな演出ですが(O-WESTでのこれは実を言うとちょっと眠くなってまして…)、今回はすっきりした気持ちで聴いていました。照明の場面転換も合わせて2曲?のように聴こえましたが制作サイド的には1曲カウントらしく、その後半が初出しの「ハートビート」ピアノインストver.で、最新の衣装に着替えたメンバーが登場すると密やかに高まった期待に応えるように静寂を優しく切り裂く「ハートビート」がスタート。イントロのギターリフのトリル奏法っぽい出音がたまらないですね。普通にフルピッキングなのかな。(弾けない人なのでどっちかは知らない) 梅田クアトロの素晴らしい音で聴くまなかちゃんの落ちサビもまた絶品ですよね。そしてアウトロが切れるのを待たずに「僕たちは息をする」の鮮烈なピアノフレーズが響き渡ります。この繋ぎ本当に美しいなぁ、と思いました。どちらも疾走感溢れる曲ですが、同時に綺麗な曲でもあって、なんて良い繋ぎ方をしてくれるんだ……と。初期にやっていた可能性のある取り合わせではありますよね。単純に「magic hour」のサウンド感による相性の良さなんかもあって。とはいえ「Cider Aquarium」からの繋ぎが多い曲なのでむしろ新鮮でした。

「僕たちは息をする」はピアノリフの裏で鳴ってるギターリフがものすごくノれるやつで、わりと他の曲にも登場するパターンのリフなのですが、とにかく縦ノリで高まってしまいます。そしてtipを知ったときタイトルに一番ズギューンと来たのがこれで、呼吸を手繰り求めるような振付は見てるだけで肉体が同調してしまい、そのどちらもがメンバーによるものだっていうのがtipToe.というグループへの好きを決定的なものにしてくれたところがありますね。
メンバーのスキルも上がってきてサビなんかはユニゾンに厚みが増しダンスのグルーヴ感も凄まじくて本当に見応えがありました。つい下手なフリコピしてしまうのでそこまで観れてないんじゃないかと言われると否定できない部分もありますけども、、、でも本当に着実に力を増している曲だと思います。

前乗りUSJ組からのお土産でみんなでお揃いのミニオンのピアスをしてステージに登場したそうです。目悪いから見えなかったけど!そしてチェキ会で見せてもらうのも忘れてました。
しかしほんと君ら仲良いなー!生誕ライブだと誕生日メンバーに他のメンバーがめっちゃ絡みに行くのが最高に微笑ましいのです。メンバー仲の良さに嘘っぽさが全然ないので、見てるだけでこっちまでニッコリしてしまいますね。tipの良さのキモのひとつはこれだと思ってます。

終盤戦のスタートには「特別じゃない私の物語」。最初にやらなかったので今日は聴けないかな?と思っていて、これは嬉しい誤算でした。新しめの曲が前半に固まってるなかで「magic hour」のハッピーな空気感でまとまった曲群をこの終盤戦に入れるのは''どんな表情でも勝負できる''感があって胸が熱くなりました。帰り道音源を聴いていて、やっぱりこれもメンバーと共に大きく成長した曲だなと感じた次第です。
サビがフリコピしやすいししたくなる絶妙な難易度の振付で、一緒にやってるとなんだか暖かい気持ちになってきます。寧々ちゃんのちょこんとした感じでこれ踊ってるのすごく可愛いですよね。
ここからの流れがすごく良くできたので、1曲目が本来の予定通りこれだったら終盤の構成自体がもう少し変わってたかもですね。真偽のほどはメンバーとPのみぞ知る。

アウトロでカウントが入って「かすみ草の花束を」へ。ん?原曲にはない音?繋ぎがめっちゃバンドっぽいー!バックバンドがいるかのような錯覚を感じました。
サビ前の指揮とかサビのハイトーン部分を海ちゃんが独占しているという水色焚くならこれしかねえ!みたいなところがある曲です。あとラストサビ頭にのオールスター揃った感いいですよね。伝われ。

間髪入れずに「Cider Aquarium」へ。ゆゆちゃんの歌声がべらぼうに冴え渡る曲。振付もめちゃくちゃ立体感あって見応えがありますよね。ラストサビ直前の指パッチンからの照明演出がパーフェクトでもはや感動的でした。
いつもはアウトロが短めに編集されているものの、今回は聴きなれないリズムトラックと共に音源だけで確認できるフレーズがしっかり鳴っていて、しかもそれがエクステンドでひたすら続くという意表を突くアレンジ。パーティー感がハンパない感じになったフロアをメンバーが煽りまくり、トラックもどんどん加速していく。一番高まったところではじまったのが「星降る夜、君とダンスを」。
日野あみの歌い出しではじまるの、多幸感すごくていいですよね。推しならずともオレンジを、できればUOを焚きたくなります。この冒頭歌い出しのバッキングがアレンジされていて、全体的にもちょっとユーロビートを混ぜたようなサウンドだった気がします。なので一応(Remix)としているんですがどうなのでしょう?ともあれ踊りに踊ってからのこの曲で沸き上がる感じは最高に高まりました。バンドだとコール&レスポンスタイムみたいなの挟むことがありますが、オケ主体のアイドルだとなかなかこういう''盛り上げるためのインタールード''ってないですよね。こんなことまでやってくれるのもまたtipの面白さです。

アンコールはやっぱり夢日和で大団円。盛り上がりましたねぇ。やはり頭一つ抜けたなにかのある曲だと思います。逆にロングセットの中盤とかだと入れにくいのかも?ちなみにこのギターの感じはなかなかファンキーでスティーヴィー・サラスあたりが弾いてそうな気がしますね。
2番Aメロで歌パート変わってるのに「いやいやいやいやいやいやいやいやおーれーの!」ってなにが「いやいやいやいやいやいやいやいや」なのかさっぱりわからないんですけどそれが楽しいんですよねわかる。

そんな感じで一通り振り返ってきた大阪ワンマンですが、アイデアに富んだ繋ぎの数々で、すっかりお馴染みになってきた定番曲たちの新たな表情を引き出していたように思います。今後もいろんな創意工夫で驚かされていくのだろうなぁ、とそのクリエイティブ精神に嬉しくなります。
メンバーも前日の夜10時に同じ部屋に集まって繋ぎの練習めっちゃしてたみたいです。がんばるなぁ。

MCでも触れてましたが、今回のライブを機に日本全国でワンマンができたらいいですね。本当の全国ツアーを。
「Pinky Promise」という今回のタイトル、「指切り」という意味です。お客さんいっぱい来ましたし、期待してくれる人達との再会の約束を、ということでしょうか。
あるいは曲の繋ぎにこだわった今回のライブを暗示していたとか。指を繋ぎますものね、指切りって。という小ネタ読み。


4月に2ndフルアルバムのリリースも決まりました。ぶっちゃけシングル挟んでアルバムはもうちょい後だと思ってたので、素直にめちゃくちゃ嬉しかったです。だってこんな早い時期に出るってことは、現体制でリリースする機会がまだまだ生まれるってことじゃないですか。というか実際本間さんに聞いたら「まだまだある」って言うんです。そんな嬉しいことないですよ。
thirdShoes.全曲、「Cider Aquarium」、未音源化の「秘密」「茜」「The Curtain Rises」、そして完全未発表の2曲を含む全10曲。thirdShoes.曲は少し手直しして入れるそう。「砂糖の夜に」も入るということで、どんな風にアルバムが構成されるのかも非常に気になるところです。

今年はもうハンパない勢いでやっていきそうだな、と思わされた1日でした。夜の対バンまでは観れなかったのですが、ワンマンのためだけに大阪行く価値ありすぎました。めちゃくちゃ楽しかったなぁ。

73 椋本真叶生誕のセトリ最高だったな

どこが最高かつらつら書いてたら長文になってしまったのでこっちに。。最近ライブレポとか書いてないですね。


SE.砂糖の夜に(short)
1.ソーダフロート気分
砂糖の夜にを入場SEにするパターンから、寧々ちゃん生誕でもやっていた転調?ポイントでメドレー式に繋げるスタイルで、今回はドッツのカバーのこの曲。選曲されただけでもわかり手なのに、この演出で1曲目に持ってきたのはニクい。ニクすぎる。もはや肉。おいしいお肉をいっぱい食べて元気に健康に素敵な20歳を過ごしてほしい。豚のロースは疲労回復効果があるので、全力でライブしたあとにおすすめです。
ちなみになにがニクいかって、ドッツの解散 発表後のタイミングなのと、卒業したあっちの推しが椋本さんと仲良しだったので、椋本プロデュースセトリでこれを歌ってくれたことが本当に嬉しいというやつです。個人的な思い入れがすごく強いというだけなんですが。。

2.秘密
3.星降る夜、君とダンスを
カラーの違う「めっちゃ楽しい」曲を立て続けにぶっ込む。秘密でじゃれあってるメンバー本当に可愛いですよね。生誕では5割増でイチャイチャしてるのでなんかもう見てるほうまで幸せな気持ちになってきますよね。
星降る~なんかは「もうやっちゃうの!?」って感じで、この時点で高まりがだいぶ極まっていました。すさまじい盛り上がり。

4.ハートビート
前曲からブル転でのブレイクを挟んでいて、その曲間が絶妙すぎて「完璧か…」となりました。
やっぱり落ちサビでの光景が本当に良くて、実は開演前に配られたサイリウムが2本1セットだったんです。いつもは1本なのに、ハートビート用とアンコール用で計2本。まなか推しの熱量が伝わってきてもう開演前から「最高じゃん…」となっていたし、実際落ちサビになるともう耐えられずニコニコしてしまってるまなかちゃんの表情がたまらなく良かったです。最高。

5.Cider Aquarium
めっちゃ楽しい3連弾のあとにハートビートで疾走系エモの流れを作り、その後のパートの繋ぎにこれを入れたのもまた絶妙。
流れ的にこれは僕たちは息をするに繋げるパターンで来るかな?と思ったら、そのまま曲を終わらせて次がまさかのblue moon.、この意表の突き方にも唸らされました。

6.blue moon.
7.茜
8.ナイトウォーク
blue moon.という空気をガラッと変えられる曲でしっかり世界観を整えてから、tipがこれをやるの禁じ手なんじゃないかとまで思わされる強烈な茜、そして最後にナイトウォーク。
ストーリーの組み立てが本当にエモくて素晴らしかったです。blue moon.から茜、って流れは別れの予兆がだんだん現実味を帯びていく様を繊細に繋いでいて、相乗効果で破壊的な切なさを生み出していて。そして泣き腫らしてぐちゃぐちゃになった心で真夜中に一人歩いて、すこしずつ頭と心を整理していって最後には前を向いて夜が明ける、っていう物語。心が洗われたような感覚で、綺麗な気持ちになりました。
登場SEが砂糖の夜にで、最後の最後に新しい物語を付加してナイトウォークで締める、っていうのも本当にニクい演出だなぁ、と思います。
ラストたった3曲でここまで世界観を立ち上げたのはもちろんのこと、特筆すべきは全体の構成ですよね。序盤にクライマックスレベルの沸きゾーンを作っておいて、椋本真叶のシグネチャー楽曲と言っても過言ではないハートビートをしっかり効果的に組み込みつつ、最後の最後でこの物語を演じてライブを終わらせる。
やりたいこと全部詰め込んだんだろうなぁ、と思う一方で、こういうイレギュラーな構成に踏み切れる大胆さこそが彼女の持つ素晴らしいセンスなのだとも思います。


En.夢日和
別に生誕に限ったことじゃないんですが、アウトロよく聞いてみるとガチ恋打ってるのまなか推しだけなんですよね。それが聞こえてまなかちゃんが笑っちゃう、っていう一連を見るのが毎度のことながら楽しみだったりします。
今日はアンコールで焚いたサイリウムで紫染めをしたまま。やはり熱すぎるまなか推しのガチ恋と、それを前にニヤニヤが抑えられないまなかちゃん。いつも通りといえばいつも通りですが、どちらも今日の主役なので、より両者のための空間、って感じでした。ピースフル。
まなかちゃんとまなか推しの関係性、とっても微笑ましくて大好きです。お疲れさまでした。

72 なにをどうして生きていくのか

もうそんなこと考えている場合ではないのだけどなかなか定まらない。家の仕事のために資格を取りに行くけど、生まれ持ちの疾患などでディスアドバンテージが大きい上にまったくやったことない技術を今から身につけることの大変さ、なによりそれに対するモチベーションの持てなさ。やりたいスタイル・部門はあるけどそれとは相反するものだし、さてどうしたものか。

なにか作品を作るというようなことをしたい気持ちも捨てきれない。やればいいじゃんって話なんだけど、これまでにないくらい仕事に忙殺されていて、遊ぶ時間すらままならない。まぁ一応これから軌道修正ができそうではあるので上手くやりたい。あとドラム習いたい。それかベース。

詩は本当に15年近く書き続けている。想ってるようなことがなにもなくても、ふと思いついた言葉なども書き溜めている。なにかに使えるかもしれないと思って書き留めるけど別に何にも使わない。でもそれでいい。言葉遊びや上手いこと言うのが好きで、これは密かなライフワークだったりする。
年々手法が増えていくのも楽しい。これに関しては誰からも教わったことがないので、すべて自分の気付きだけでスキルアップできている。だからこその楽しい。

昔は想ってることを爆発させて文字にしてるだけだったけど、最近は本当に創作的なものが多くなった。内情を吐露しているようで本当のことをすこし混ぜたフィクションが多い。そうしたほうがなんだか豊かになる。真実を織り交ぜると嘘が本当っぽくなるのと同じ。

作詞は3曲ほどやった。1曲は詞が先にあって曲に起こしてもらったもの、1曲はインスト曲のメロディーに歌詞を乗せたもの、1曲は洋楽に日本語詞をつけたもの(訳詞というにはだいぶぶっ壊した)で、ありがたいことに今でも歌ってもらっている。
ただ当時書く曲は自分で選んでいたので、自分にとって誤配がない。要は想像だにしないオーダーへの挑戦をしていない。作詞、またやってみたいですね。

書いている詩の中には頭の中でメロディーがついているものもある。なんならアレンジまで頭の中で固まっているものもいくつかあるし、公開していないものの中にもそういうものがある。これはいずれちゃんと形にしたい。ちなみにメロディーの有無で言葉の質感はだいぶ変わりますね。言葉にも文字にもそれ自体の音がある。

詩作はnoteに。noteはこれ専用。
http://note.mu/blu_01d

71 嫉妬ってするもんなんだな

嫉妬とかそんなにしない人間だと思ってたんですけど、なんか今日ふと気付いたんです。もう十年以上前から音楽ライターに嫉妬してる。

たぶん雑誌で読んだB'zのライブレポートだったと思う。自分も観たあのライブの感動を、なんでこうも多彩なボキャブラリーで、ともすれば自分が感じたよりも鮮烈に伝えられるのだろう。

イラストやリミックスのような二次創作ができるわけではない。楽器もできないし自分ができるファン活動といえば、その気持ちを形にする唯一の手段は、言葉を尽くして語ることしかなかった。昔からそうだった。

だから音楽ライターの手腕がとにかく羨ましかった。言葉のバリエーションと彩りを意識して、物事の感想をブログで書くようになった。そんなことをずっとずっと、無意識にできるようになるまで続けてきて、いつしかその原点すらも忘れていた。



自分が唯一というくらい他人に褒めてもらえることって文章力だけなんです。改行まったくしない雑すぎる文でもすらすら読んでしまうと言われたこともありますし、尊敬する作詞家の方にお褒め頂いたこともあります。だからなにに関しても自信がない、自己評価が低い自分が、唯一特技だ、才覚だと誇れるのが文章力なのです。

自分は嫉妬ってそんなにしない人だと思ってました。でもやっぱり人並みにあるし、金で買えるものなら無理して買ってしまったりするし、なにより自分の文章力成育の原点は音楽ライターに対する嫉妬からだったわけです。

頭の中で音読するとかなるべく喋ってる風に書くとか、読みやすい音感とかグルーヴとかは単に自分が読みやすい文章書こうって思ってそうしてるだけで誰かや何かを意識してるわけではないのだけど。

なんの脈絡もなく自分の中の''嫉妬''に気付いたというお話でした。


なんでもグルーヴってありますよね。言葉の持つ音、文字本来の音、句読点、表記、字面、改行、文章や詩の構成はそのすべてにグルーヴがある。
現代口語演劇っていう静かな演劇をやる劇作家・演出家って実はとても音楽好きで、会話で音楽を作るかのようにグルーヴを求めて会話劇作りをするんですよ。面白いな、と思います。自分が知ってる人だけかもですけど。

変な話、文章のグルーヴで人のこと好きになったり苦手になったりします。やばい人はなんとなくそれでわかったりしますしね。

70 好運気は良いことがあるだけじゃなく核心的な弱点を知って一度死ぬという前進をもたらすこともある

手記 裏垢と当記事においての加筆

2018.10.25

自分の話が尽くないがしろにされる家庭で育ち「自分の話は聞いてもらえないし他人にとって価値も影響力もない」という考えが染み付いているため、人はいるだけで他人に影響を与えるという世界的に当たり前の事実を知らされて精神が耐えきれない状態になっているし正直もう生きていたくない。

他人には自分の言うことややることになにひとつ影響を受けないでほしいと思っている。あんだけいろいろ言うくせに。道端の雑草の葉の擦れる音に耳を傾けるなんてどうかしてるとすら思っている。社会の中で生きることを諦めなければいけない。

人と関わらざるを得ない地下アイドルのオタクになどなっていい人間じゃなかった。自分が他人に与える影響があるとすればそれは良くないものしかないので今後現場に行くとしたら誰にも気付かれないようにしないといけない。存在を知覚されてはいけない。当然推しにも。知覚されるだけで他人様に迷惑。

世の中の人間が意外と人の話を聞いてくれるもんだな、とわかったのは少なくとも二十歳過ぎてからだったと思うのだけど、それでも深い付き合いがないうちはモノは試しで聞いてくれてるだけで、きっと付き合いが深くなるほど自分の話に価値がないことを知っていって、いずれ蔑ろにされるんだろうなと。

そういう不安に至るまでのわずかな時間だけが楽しいと言える時間なわけですね。最終的には足切りされるんだろうな、所詮自分はその程度の人間だからな、っていう考え、忘れていてもずっとつきまとっているんだと気付いてしまった。逃げられない。倒せもしない。

自分の言うことに価値がないと信じ込んでいるから他人が自分の言葉にどんな影響を受けるのか全然わからない。他人の気持ちがわからない。わかりたくてもちっともイメージできない。結局は自己評価の低さが他人を傷つけることに繋がっている。こんな人間にだけはなるな、子供ができてもこうは育てるな。

そう伝えることだけができることか。もうなにも口にしたくない。

10.27
イベント無事に終わりました。聞きそびれた質問もあるけど記事に追記で公開したりできそう。
フィードバックは少ない。記事になるということからの配慮もある。ありがたい。しかし同時に楽しんで頂けたかどうかの不安もある。
正直、この公演を前に自身の発言から多くのオタクに干されたような感覚がある。いらんことを言った気がする。面倒臭いのはお互い様だろう、と思いつつも結局そういうとこなんだよな。
おかげさまで立派な赤字は抱えたもののあの動員だからこそ未公開音源たちはあの場で大放出されたのかもしれない。ほんの2,3曲くらいのつもりがたぶん20トラックくらいかけてた。

もうこれでメンバーの目に触れないオタクになれるな。


10.29

自己肯定感の低さがすべての原因だ、と言われてすべてが繋がった。自分が抱える問題のほぼすべてが繋がってしまった。手に負えない。手の打ちようがない。絶望。
絶望を知らない人間はあっけらかんとした顔で人を突き落とす。自己肯定感上げよう!じゃねーんだよ何も努力をしてこなかったみたいな言い方しやがって。結果を出せなきゃやってないのと同じか。苦しんだこともないくせに。そうやって良かれと思って言って下さった言葉で自分のメンタルは地の底まで落ちました。職場の空間にいるだけで強いストレスを感じるようになった。体が拒んでる。

10.30
ストレスと人生経験の糧という名目でお風呂屋さんを予約した。いらないものは捨てて金で買える経験は買う、ただそれだけのこと。

69 滝沢秀明がカッコいいからあだ名を返上したかった

タッキー&翼が解散したとのことです。

滝沢秀明という人は昔からカッコいい。
小学生の頃、友達と遊んで帰ってきたくらいの時間にジャニーズJr.の番組をやっていた。
滝沢秀明はそれに出ていたのだけど、その時点でもう相当にスターという風格があった。

字体の相違はあれど自分もタキザワという苗字なので、Jr.ですっかりフィーバーしていた滝沢秀明の愛称「タッキー」は20年以上に渡り自分の私生活における呼称のひとつになった。

が、めっちゃ嫌だった。
当時はあの超有名人のあだ名のお下がりなんて嫌だ!ってのもあったんだけど、やはりそれ以上にあんなカッコいい人と同じニックネームなんておこがましいにもほどがあるので、そう呼ばれることへの抵抗を人知れず持っていた。

2018年現在、滝沢秀明はジャニー喜多川社長の後任候補も噂される傑物へと成長した。
自分はしがないアイドルオタクである。

やっぱり同じニックネームは心底おこがましいと思うので、こう呼ばれたらそっと心の中で返上するという活動を変わらず続けていこうと思います。

今井翼さんの体調、良くなるといいですね。